ゼロからはじめる小説同人誌 の、猫の巻。

「虎の巻(「芸事などが上達する秘訣を記した書」)」には及ばないけど、でも、ほんとのことだけ記していくよ! 小説同人誌にまつわるそんな心意気を、もりもりこめたブログです。

「ゼロからはじめる小説同人誌」の、PRフライヤー新版完成。

 

こんにちは。

猫宮ゆりです。

 

当サイト「ゼロからはじめる小説同人誌」の

紙媒体でのPRフライヤーが初めて完成したのは、

2016年12月のことでした。

 

「ゼロからはじめる小説同人誌」の、PRフライヤーができました。 - ゼロからはじめる小説同人誌 の、猫の巻。

 

こちらはおかげさまで、

5名の方様に配布ご協力もいただき、

多くの方様にお手にとっていただいて参りました。

 

 

今夏、この残部がなくなり、

本日新版でのPRフライヤーが完成致しました。

 

 

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仕様は初版と同じ、

A6両面フルカラー・コート90・オフセット印刷です。

こちらも引き続き、イベントや自家通販時などに

お配りしてゆく他、

配布ご協力も随時ゆるく募集中です。

 

 

 

☆フライヤー配布ご協力者様要項

 

・こちらのフライヤーを直接あるいは郵送配布くださるかた

(※直接配布は、同人イベントでのサークル参加時に自スペースにての配布、

郵送配布は、自家通販や他ペーパー配布時などに同封。

 

・枚数は5枚以上、上限は50枚まで

(暫定。上限以上可能な場合は別途、その旨をお申し出ください)

 

・配布ご協力いただける場合は、こちらから郵送にて送付を致します。

 

・配布期限などは特に設けておりません。

 

 

 まずはサイトトップのお問い合わせから、ご連絡をお願い致します。

いずれもお送り先ご住所などは、送付完了したのち確実に削除をおこないます。

 

どうぞよろしくお願い致します。

 

 

猫宮ゆり

ゼロからはじめる小説同人誌

http://noveldoujin.wixsite.com/novel-doujin

 

 

 

 

第二回文学フリマ札幌イベントレポート

 

こんにちは。

猫宮ゆりです。

 

2017年7月9日に開催された、第二回文学フリマ札幌に

出店参加させていただきました。

その節は、どなたさまもありがとうございました。

今回は、そのレポート記事となります。

当方ブースは え-18 花月でした。

 

 

7月8日の夜行バスに乗り、9日早朝に札幌入り。

もろもろ用意を整えて会場のテレビ塔へ。

早朝は風も心地よく涼しかったですが、10時の出店者入場の

頃にはもうだいぶ暑くなってきていました。

 

設営中も暑かったですね!

そして、わたしは見本誌コーナーへ見本誌を置きにいこうとして、

その時初めて「あ」のブース列が違う部屋にあると

気づきました……(;^ω^)

 

それから、11時開場予定でしたが一般参加のかたが列をなして

待っていらっしゃるということで、数分開場が早まりました。

これも、自分の中で「おおお!」と感激でした。

 

イベントは終始、人が多く賑わいに満ちていて、

どの時間帯も盛況だったように感じます。

暑かったので、皆さま扇子やうちわであおいでいらっしゃいましたね。

 

途中何度か、文学フリマ事務局の方々が会場に放送をかける場面が

あり、それもとてもわくわくとして楽しいひとときでした。

まさにその場で、来年の岩手と札幌の文フリ開催が初公表されたり、

会場のみんながそれを拍手で祝ったりと、

いい雰囲気でしたね。

 

また、終わり近い時間になっても人が絶えず、ずっと賑やかな空気が

続いていたこともなんだか感動でした。

(二次創作中心のイベントですと、午後にはかなり人が減ってしまい

がちなので……)

 

16時のイベント終了のあと、会場の撤収作業も微力ながら

手伝わせていただきました。

あれだけたくさん並んでいた机と椅子が片づけられていき、

広々としたフロアに戻るさまは寂しくもあり、充実感もあり……。

 

改めて、ブースへお立ち寄りくださった方様、お買い上げくださった

方様、無料配布をもらってくださった方様、

ありがとうございました。

 

ほんとうに、雰囲気の良い過ごしやすいイベントでした。

 

ごみは持ち帰りとなっていたことは、遠征組のかたなどは特に、

たたんだ段ボール箱など大きなものを抱えて帰ることとなったり、

あるいは送る荷物が増えたりして、

少し大変だったかもしれません。

でもあらかじめわかっていたことですし、なるべく持ち物を

増やさないなど対策できる課題でもあるので、これはさほど

問題ではないですね。

 

ブース内の共有イス(各ブースとブースの間にひとつずつ

置かれている。どう使うかは出店者間で話し合い、不要な

場合は撤去する)については、

使わない場合、受付まで持っていくことになっていたのですが、

設営中でただすれ違うだけでも大変な、混みあっている中を

受付まで安全に運ぶのは少々難儀するかなと感じました。

共有イスを使う場合は事前申告とか、使う人が取りに行くなどだと、

混みあう中でのイスの移動回数は減らせるのかな……とも

思ったり。

 

いずれにしても、活気に満ちた良いイベントでした。

一般のかたの入場無料で、あんなに立派なカタログがもらえると

いうのもすごいことですよね……。

アンケートに答えてもらった、オリジナルステッカーも

かわいらしかったです。

 

どなたさまも、改めてありがとうございました。

 

 

https://c.bunfree.net/

文学フリマwebカタログ

 

http://estar.jp/_ofcl_evt_outline?e=151138

文学フリマ×エブリスタ 立ち読みカタログ 第二回札幌特集号

 

 

 

※猫宮ゆりの文フリ札幌個人誌新刊は現在自家通販中です。

「南風」花月@第二回文学フリマ札幌 - 文学フリマWebカタログ+エントリー

詳細は↑こちらから

「南風」通販受付

自家通販専用フォームは↑こちらから

 

 

 

猫宮ゆり

ゼロからはじめる小説同人誌

http://noveldoujin.wixsite.com/novel-doujin

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネットプリントでイベント用ポスターをつくってみたレポ

 

こんにちは。

猫宮ゆりです。

 

今日は、昨日の記事

小説同人誌サークルの、ポスター考(サイズの話) - ゼロからはじめる小説同人誌 の、猫の巻。

の続きのような感じなのですが、

ネットプリントでイベント用のA3ポスターをつくってみたレポートです。

 

わたしは普段、二次創作でイベントに出ている時はオレンジ工房さんの

ポスター印刷を使っているのですが、

今回は札幌文フリ参加で印刷所さんの直接搬入がないため、

セブンイレブンで出力できるネットプリントでポスターをつくる

ことにしました。

 

ネットプリント自体は、以前から折に触れて利用していて、

それこそA3で出力したものをA5小説本の帯に使ったりなど

してきたのですが、ポスター用では初めて。

会員登録さえすれば、誰でもいつでもデータをアップロードして

好きなセブンイレブン店舗で出力できる点が便利です。

印刷品質は、コピー機ですが鮮やかですし、料金もお安く

使いやすいですね。

 

ただ、大きいデータをつくるととにかく悩みの種なのが、

「1データにつき10MB以内」という制限。

これは、けっこうな難問です。

 

 

そこで、今回のポスターデータをつくる際はA4サイズ+塗り足しで

作成しました。

A3への拡大扱いになってもポスターであればそこまで

気にならないですし、とにかく少しでも軽いデータをつくらなくては

なりません。

 

大きな画像などがなければずいぶん違うのですが、

今回はわたしはどうしても、新刊のカバー表紙と揃えたかったので、

この全面画像は捨てられないポイントでした。

 

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そして、とりあえず仕上がった時点でデータサイズは

44MB。

おお……果てしなく無理です。

致し方ありませんから、切り捨てていけるところから

軽量化作戦を実施。

 

まずはカラーモードをCMYK→RGBに変更。

少し軽くなりましたがまだまだ。

解像度を350dpi→330dpiに。

そして、それをpngデータに書き出してみたところ、

容量は約9MBに。

いける!

 

そしてネットプリントに出力サイズA3でアップロードして、

最寄りのセブンイレブン店舗へ馳せ参じます。

プリントしてみたところ、問題なしでした(*´▽`*)

 

紙が薄いのだけは、あともうちょっと厚かったらいいなあと

思わなくはありませんが、

でも、こんなにお手軽にお得にポスターを用意できるのですから、

これで充分。

色合いも元データと大した違いはないですし、解像度もほとんど劣化は

感じられません。

 

そして、四辺にできた白フチをカットして終了。

 

イベント会場までの持ち運びを考慮すると、前もって印刷せずに

当日会場までの間のセブンイレブンに立ち寄って出力してもいいと

思います。

セブンイレブンなら、あちこちにありますしね。

それこそ東京ビッグサイトのイベントでも、各コンビニは

国際展示場内にありますし。

 

わたしは、昔とったなんとやらで家にいくつかあった賞状ケースの

筒にポスターを巻いて入れて持っていくことにしました(;^ω^)

これだと頑丈ですし、けれど軽いですしね。

 

 

そんなわけで。

今夜の夜行バスで出発し、明日の第二回文学フリマ札幌、

参加致します。

 

 

☆件のポスターは、

間近に迫って参りました第二回文学フリマ札幌で、

えー18 花月(当方ブース)に掲示致します。

 

https://c.bunfree.net/

文学フリマwebカタログ

 

http://eventmesh.net/bunfree-sapporo02

eventmesh-第二回文学フリマ札幌ページ(配置図)

 

http://estar.jp/_ofcl_evt_outline?e=151138

文学フリマ×エブリスタ 立ち読みカタログ 第二回札幌特集号

 

素敵なブース様がたくさんおられます。

当方も楽しみです。

当方ブースでは、10月テキレボ内有志企画300字企画様の

チラシをお配りさせていただくほか、

当サイトのPRフライヤーも配布致します。

どうぞよろしくお願い致します!

 

 

猫宮ゆり

ゼロからはじめる小説同人誌

http://noveldoujin.wixsite.com/novel-doujin

 

小説同人誌サークルの、ポスター考(サイズの話)

 

こんにちは。

猫宮ゆりです。

 

小説同人誌サークルさんも、イベントの際は

ポスターがあった方がいい。と、

わたしは過去記事やサイトでもお話してきたのですが

実際、ポスターはどのくらいのサイズがいいのでしょうか。

 

久々登場、一部で好評(?)のユリお姉にもきいてみましょうか。

 

 

ユリお姉>

ちょっと!!

久々登場なんてもんじゃないでしょ、

アンタどんだけアタシ

放置されてたと思ってるわけ!?

ってまあアタシも原稿で忙しかったんだけど。

で何?

同人イベントのポスターの話?

 

 

 

そうそう。

ユリお姉はポスターどうしてる?

 

 

ポスターはそりゃアンタ、やっぱ欠かせないわよ。

これは漫画だろうと小説サークルだろうと同じね。

まあアタシは一回、ポスター飾るの危うく忘れるとこ

だった時あったけど、でも必ず用意するわよ!

 

ポスターの何がいいってね、

とにかくそのサークルの場所がわかりやすくなんの。

遠くから見ても、「あ、サークルさん見っけ!」って

確信しやすくなんのよ。これ超大事!!

ポスターないとね、

「えっと……えっと……この辺のはずだけど……」

って目細めて探し回る羽目になるじゃない。

ジロジロ見るわけにもいかないしね。

 

 

なるほど!

確かに自分がスペース離れる時も、ポスターあると

戻りやすいもんね。

で、肝心のポスターのサイズはどうしてる?

 

 

それも大きいわよね。

自スぺがすぐわかるのも超重要よ!!

 

ポスターのサイズは、よくググると「大きいほどいい」

って意見が多いじゃない。

それは確かに、PRって意味ではそうなんだけど、

でも、正直自分のいるジャンルによるわよね。

いわゆる旬ジャンルや男性向けだと、がっつり大きい

ポスターがいいとか、

女性向けジャンルで特にそんなにメジャーじゃない

ものとかだと、でかすぎるポスターは逆効果とか。

 

アタシも、あまり周辺で大きいポスターどころか

ポスター自体そんなに見ない島にいることが多いから、

その辺はあんまり大胆にしない方針なのよ。

 

 

ジャンルや周囲の状況によって、ケースバイケース

ってことですね。

具体的には?

 

 

 

アタシはA3ポスターばっかりよ。

そのぐらいだと、机上にあってもそんなに場所とらないし、

邪魔になんないし、でも情報ははっきり見えるでしょ。

印刷費もお安いしね。

A3以下は、会場だとポスターに見えないから、A3程度は

必要なサイズだと思うわ。

 

で、向きは、いつも横向きにしてるわね。

スペースナンバーとサークル名をくっきり大きく見える

ようにして、デザインはその時の新刊表紙から使って、

「無配・ペーパーご自由にどうぞ」みたいな文言を載せてるわ。

 

アンタは今回、A3縦向きポスターにしたんでしょ?

 

 

 

そうそう。

これですね。

 

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実は、今までわたしはポスターって、

過去記事↓でも紹介した通り

印刷所レビュー(グッズ編)・オレンジ工房さん - ゼロからはじめる小説同人誌 の、猫の巻。

オレンジ工房さんを使っていたんですが、

今回のこれはネットプリントでやってみたんです。

で、次の記事で、ネットプリントでA3ポスターを

つくってみたレポを公開しようかなと。

 

 

あらいいじゃない。

ま、結論としては同人イベントのポスターはあった方がいい

ってことと、サイズは自分のジャンルや周囲の雰囲気を

ふまえて決めて、

でも最低A3はあるとベター、ってことね。

で、

次記事はポスターをネットプリント

つくってみたレポよ!!

よろしくね(*'ω'*)!!

 

 

 

……ということです~。

どうぞよろしくお願い致します。

 

☆件のポスターは、

間近に迫って参りました第二回文学フリマ札幌で、

えー18 花月(当方ブース)に掲示致します。

 

https://c.bunfree.net/

文学フリマwebカタログ

 

http://eventmesh.net/bunfree-sapporo02

eventmesh-第二回文学フリマ札幌ページ(配置図)

 

http://estar.jp/_ofcl_evt_outline?e=151138

文学フリマ×エブリスタ 立ち読みカタログ 第二回札幌特集号

 

素敵なブース様がたくさんおられます。

当方も楽しみです。

当方ブースでは、10月テキレボ内有志企画300字企画様の

チラシをお配りさせていただくほか、

当サイトのPRフライヤーも配布致します。

 

 

 

猫宮ゆり

ゼロからはじめる小説同人誌

http://noveldoujin.wixsite.com/novel-doujin

 

 

 

 

 

 

 

 

文章の仕事は小説同人活動に役立つか否か?

 

こんばんは。

猫宮ゆりです。

 

 

以前、このブログの過去記事でもお話しましたが、

当方は仕事でライティング業をおこなっており、

現在は過去記事を公開した頃よりもその比重が増えています。

個人事業主になったのは2008年からですが、業態の移り変わりを

経て、今はこのフリーの売文業が一番大きい収入源になりました。

 

 

さて、そういった仕事としての文章作成は果たして、

同人活動に役立つでしょうか。

今回は、ここを掘り下げてみようと思います。

 

まず思いつくメリットは、

 

・単純に、文章を作成する時間や作業量が多くなるので、

文章作成と推敲校正に慣れる

・必然的に文章作成が速くなるので、それを同人にも

生かせる

・同人で使わないような表現も使えるので楽しい

(逆もそうですが。仕事で使えないような表現も同人ならできる)

・仕事を通して知った知識や調べた事柄を創作に活用できる

・常に何かしらの〆切を抱えた状況になるため、同人の〆切にも

慌てなくなる

 

などでしょうか。

これらは、当方の体感ではありますが、確かな利点であるといえます。

 

ひとつの仕事に対して早く仕上げられないとどうしようもないので、

当然ながら文章作成は速くなります。

そしてもちろん、フリーランスは信用第一ですから納期厳守。

決まった期日までに(むろん、期日より早ければいうことなし)

ものを仕上げる力というのも確実につきます。

 

でも実際に、当方が仕事の文章で楽しいのは上記の中の、

「同人では使わないような表現を仕事で使える」ことです。

当方の二次ジャンルではまず使わない表現というのがたくさんある

のですが、仕事の文章では使える。

これが、気分転換にもなって楽しいですね。

 

そして、

仕事の文章作成をすると一番変わるのは、

 

・どんな題材でもとにかく書けるようになる

 

ということでしょう。

 

 

そのテーマや題材・依頼内容が自分の好きなものや造形の深いもの

ならもちろん、

興味のないことだろうと嫌いなことだろうと、

どんなことに対しても規定の文字数以上書けるようになります。

仕事ですからね(;^ω^)

それに、中身がないと次の受注や単価の上昇に繋がりませんので、

結局はその題材に興味も持つし、下調べや資料集めだって、

楽しんでもいるのです。

 

同人は、「好きだからこそつくる」世界ですから苦手なものを

わざわざつくるスキルなどはいらないですが、

とにかく何でも書けるようになるとスランプもなくなりますから、

どんな時でもコンスタントに書けます。

 

 

そして、仕事の文章作成が同人活動に役立たない面……というか

仇になる側面は当然ながら、

・時間が奪われること

です。

これ一択です。

余裕のある時はいいですが、同人も仕事も重なってくる〆切の時など、

アワアワしますね。

でも、それ以外にデメリットはないかも。

 

 

総合すればやはり、仕事の文章作成が同人に役立つか役立たないかでいうと、

当方の場合は確実に役に立っているのでしょう。

 

 

 

猫宮ゆり

ゼロからはじめる小説同人誌

http://noveldoujin.wixsite.com/novel-doujin

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

表現の方針は個性。

 

こんにちは。

猫宮ゆりです。

 

 

先日、「第二回明石家紅白!」というテレビ番組を観ていて、

面白いなと感じたことがありました。

 

 

番組は、さんまさんがゲストたちとトークを展開し、

そしてゲストがそれぞれの持ち歌を披露するという流れだったのですが、

ゆずのお二人と話していて、「夏色」の歌詞の話題になった折、

 

 

さんまさん「俺とか宇崎さん(同席のゲスト竜童氏)の世代は、

ブレーキいっぱい握りしめて~ってとこいらんねん。

自分で鼻歌で歌う時そこ飛ばしてる」

 

という意味のことを言いました。

その理由は、

 

「女の子自転車の後ろに乗せて坂道ゆっくり下ってるんだから、

ブレーキ握ってることは言われなくてもわかる」

 

これには、ゆずのお二人は「えーーー(;´Д`)」「そこいりますよ!」

というような反応でしたが、

わたしは、さんまさんの感じかたもすごくわかるなあ、と

感じました。

 

また、さんまさんは

「いるにしても、『ブレーキいっぱい』とは男はよう言わん、

『ブレーキきつく』とかやな」

というようなことも言い、

「ブレーキきつく握ったら(坂道だから)止まっちゃいますよ!」

とつっこみを受けていたり。

 

でも最終的には、

ゆずのお二人がその場で「夏色」を披露し、さんまさんや

他ゲストの面々もタンバリンを持って盛り上がったのち、

 

さんまさん

「やっぱりブレーキ(のところ)いるな!」

と認めていて。

 

 

すごく面白いなー、と感じました。

これは文章や小説の世界でも永遠のテーマのひとつです。

 

 

無駄な部分を徹底して削り、端的で精緻な描写を目指すか。

 

あえて冗長な箇所や余韻も生かし、味わいと拡がりのある世界を描くか。

 

 

「夏色」がもし自分の小説だったとしたら、

件の「ブレーキいっぱい」のところをどうするか、

それは書き手の個性が大いににじみ出る部分でしょう。

 

ブレーキを握りしめていることは読めばわかるから省く人、

そこは絶対削れない!とブレーキの描写を入れる人、

さまざまだと思います。

これはもう、どこまでいっても「個性」の話。

 

描写を入れない方が簡潔で高尚か、

入れる方が情緒を帯びて美しいか、

入れるにしたらどんな言葉でそれを表すのか。

そこに正答はありません。

ただ、どの選択をするか、それこそがその書き手の「個性」です。

 

たとえば、

文豪と言われる作家の小説などでも、

明らかに「ここはいらなかったんじゃないか」と感じる文節や

過剰に思える句読点が存在するように見える場合がありますよね。

でも、それを推敲してしまうと途端に、

めっちゃくちゃつまらない代物になり下がる。

元が同じ作品とは思えないぐらい、魂が抜けたみたいに

退屈な雑文になってしまう。

 

正確な文章、というものはもちろんありますが、

それ以上にその書き手それぞれの個性や味がものを言うのが

文章表現なのでしょう。

 

今は特に、データ原稿が普及して大規模な推敲も手軽に

できるようになり、

自分の味を削りすぎてしまう書き手さんも多いように感じています。

自分の個性に胸をはって表現することを、もっと愉しんでもいのでは

ないかな、とわたしは思います。

 

 

猫宮ゆり

ゼロからはじめる小説同人誌

http://noveldoujin.wixsite.com/novel-doujin

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

印刷所レビュー(グッズ編)・オレンジ工房さん

 

こんにちは。

猫宮ゆりです。

 

印刷所さんレビューグッズ編、今回はオレンジ工房さんです。

 

オンデマンドで同人誌やグッズをお手ごろにつくってみたい!

という場合には、真っ先に名前が挙がる印刷所さんですね。

 

わたしはここで、ポケットティッシュ・ポスター・ペーパーを

つくってもらったことが何度もあります。

順番にご紹介して参りますね。

 

 

 

☆ポケットティッシュ

一般的なサイズのポケットティッシュで、図柄をコート紙に

オンデマンド印刷し差し込んだ状態で納品してくれます。

余部も少しありました。

印刷はやはりコピーよりきれいで発色も良いですし、

しかも実用的でノベルティや記念品にはぴったりですね。

 

 

☆ポスター

わたしはイベントのポスターはもう毎回これです(*'ω'*)

オレンジ工房さんのポスターはB0の大きなサイズから

小さいものではB5・A4まで選択でき、なんといっても

大イベント時には直接搬入代金が無料になるフェアをほぼ

毎回実施しており、とってもお得なのです。

当日は、紙と緩衝材できれいに巻かれてスペースに搬入されて

います。

印刷は10色インクジェットプリントフルカラーとのことですが、

淡い色目でも濃色でも、毎回きれいに仕上げてくださいます。

 

 

☆ペーパー

こちらは以前、「オンデマンドチラシ」という品名でした。

フルカラーか単色かを選ぶことができ、

さらにいろいろな紙種から選択できるのでとても楽しいです。

 

フルカラーだと、さほどお手ごろ価格という感じでもないのですが、

この単色印刷は便利です。

風合いのある特殊紙に単色で組み合わせを考えて刷ってもらうと、

お安くかわいいペーパーが手軽にできます!

これだと上質系の紙に黒で刷るより、オンデマンドのテカリも

気にならなくなる利点もあります。

 

今までわたしがやってみた組み合わせは、

 

・エコブラウンに緑インク印刷

グッピーラップピンクにシアンインク印刷

グッピーラップグリーンにマゼンタインク印刷

・ネオラップクリーム(※現在は廃盤)に青インク印刷

グッピーラップピンクにマゼンタインク印刷

 

です。

どれも狙った通りの効果が出て、特にグッピーラップグリーンに

マゼンタインク印刷は、5月スパコミ合わせで桜餅っぽい

カラーリングを意図したものでした。

また、ペーパーも余部が少しつきます。

 

まだまだやってみたい組み合わせもあり、今後もまた

お世話になりたいと思います。

なお、紙への各色の印刷見本はオレンジ工房さんのサイト内で

見ることができるほか、

 

わたしは

http://cxc.k-free.net/index.html 色インク×色上質紙

こちらのサイトさんを参考にして組み合わせを考えています。

 

 

オレンジ工房さんでは各グッズにわかりやすいテンプレートがあり、

入稿も簡単で支払い方法も多く、

入稿連絡や発送通知のほかデータに確認点があれば電話も

もらうことができるので安心して利用できます。

 

大イベント前などにはフェアもやっているので要チェックですし、

発注後はアンケートに答えると、通常付与されるポイントとは別に

毎月抽選でポイントが当たったりもします。

わたしも過去2回当選しました。

 

オレンジ工房さん、少部数からでもいろいろ楽しめる

印刷所さんのひとつです。

 

オレンジ工房

http://www.orangekoubou.com/index.php

 

 

 

 

猫宮ゆり