ゼロからはじめる小説同人誌 の、猫の巻。

「虎の巻(「芸事などが上達する秘訣を記した書」)」には及ばないけど、でも、ほんとのことだけ記していくよ! 小説同人誌にまつわるそんな心意気を、もりもりこめたブログです。

同人イベント前の告知のこと。

 

こんにちは。

猫宮ゆりです。

 

気づけば12月に入り、2016年もあと少し……ですね。

 

同人界では、昨日もイベントがありましたがやはり、

次は冬コミ!というかたも多いのではないでしょうか。

 

もう冬コミ初日まで1か月を切り、ただでさえ慌ただしい

師走、あっという間に日々が過ぎてしまいそうですが……

今日は、イベント前の告知について、です。

 

告知、どのくらい前から、どういった媒体で、おこなっていくのが

効果的なのでしょう?

こればっかりは、個人差もあるし、サークルさんのスタンスや規模、

イベント自体や新刊の内容にもよります。

 

でも一帯に、これだけインターネットが発達普及しているいま、

告知をまったくおこなわないというのは、もったいないですね。

 

わたし自身は、媒体としてはTwitterとpixiv、そして自サイト周りです。

 

自サイト周り、というのは、

・サイトトップにイベントへのサークル参加の旨と

スペースナンバー、新刊の概要を載せる

・サイトのブログなどでも同様に、裏話やこぼれ話を絡めて

・自サイトが参加しているランキングやサーチなどがあるなら、

それらの紹介文をイベントPRに変更する

などです。

 

見てもらえるきっかけになりうるところは、すべて手を打っておきます。

どこから興味を持ってもらえるかわかりませんからね。

そのほか、姉妹サイトや自家通販用サイト・ページを持っている場合

なども、忘れずにPRできると良いでしょう。

ブログなどは、新刊既刊、ポスターやペーパーについてなど、

こまめに情報更新しておけると強みになります。

 

pixivも、同人界でもっともマストな媒体ですね。

新刊サンプルはもちろん、サークルカットやお品書きなども、アップできると

かなりの宣伝になります。

 

Twitterもパワーツールです。

サイトの情報更新を周知したり、pixivへのアップをお知らせしたり、

即効性があってアクセスも流れこみやすく、誰かにリツイートしてもらえれば

自分の知らないところまでも拡散してゆくパワーがあります。

一方でTwitterは投稿が流れやすいので、一度投下したお知らせを時間帯や

曜日を変えて再投稿したり(自分のツイートもリツイートできるように

なって便利になりましたね)、

一番上に固定表示したりすると良いです。

botのように自動定期ポストされるものは、タイムライン上でどうしても

目が滑るので、わたし個人はあまりおすすめではありません。

 

で、これらをどういったスケジュールで遂行していくかというと、

 

 

・イベントに申し込んだ時点

 

イベントにサークル参加することをTwitterやサイトブログで言う。

この段階で、サークルカットをpixivに上げているかたも多いですね。

 

 

・イベント1か月前

 

この頃までにサークルカットをpixivに上げ、それをTwitterやサイトでも

リンクしてPR。

新刊の進捗なども、Twitterで言っておくのも◎。

 

 

・イベント3週間前~2週間前

 

スペースナンバーがわかったら、Twitterの名義にそれを入れこんだ

名前にする(例:猫宮ゆり@12/30 わ900b)。

「スペースいただきました、新刊は~」系のタイムラインを彩る投稿を

しておく。

電子カタログなどが利用できるイベントなら、そちらもしっかり更新して

おく。

 

・イベント約1週間前

 

この辺りに、お品書きをpixivへ投下する。

お品書きアップは金曜・土曜の夜がおすすめです。

あまり早く上げすぎても忘れられますし、ぎりぎりすぎると見てもらえない

ので、時期には充分注意します。

アップしたお品書きを、サイトやTwitterにリンクさせてプッシュするのも

有効です。

 

・イベント3日前

 

ここから、毎日Twitterで告知します。

文面は少しずつ変えて、全く同じものをただたれ流すことのないよう。

新刊のサンプル画像を添えてみたり、自スペース付近の会場案内図を

掲載してみるのも良いですよ。

 

・イベント2日前

 

既刊も改めて紹介してみたり、当日のポスター詳細などを特集してみる

のもおすすめです。

自分の言葉で、イベントが楽しみなことや本のあらすじなどを伝える。

 

・イベント前日

 

「明日はどうぞよろしくお願い致します」というようなメッセージを、

Twitterやサイトブログで言っておけると安心。

合わせて再度、サークルカットやお品書きのリンクをつないでおくのも

目印になる効果があります。

 

 

・イベント当日

 

朝、改めて「今日はどうぞよろしくお願い致します」ということを

Twitterやサイトブログで上げてから出発。

その日の天候などに応じて、挨拶をしておくこともおすすめです。

入場待ちの間などに更新も、臨場感があって良いですね。

 

また、スペースの準備が整ったら、Twitterでイベントのたびに

お約束になっている設営完了タグをつけて投下してみるのも、

直接イベントへ行けない人が見ても楽しいのでおすすめです。

 

 

そして!帰宅するまでがイベントです。

撤収後には「撤収しました、今日はありがとうございました」という

ようなツイートをしておければばっちりです。

終わると同時に、次のイベントへ向けての準備が始まるので、

まずは感謝をしっかりして終えたいですね。

 

 

告知投稿は、自分ではやりすぎかな?と感じたりしても、Twitterで見ると全然

そうでもなかったりします。

 

その情報が、まだ見ぬ同志さんへ届くよう、臆さずびびらず、

発信し続けたいですね。

 

 

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