ゼロからはじめる小説同人誌 の、猫の巻。

「虎の巻(「芸事などが上達する秘訣を記した書」)」には及ばないけど、でも、ほんとのことだけ記していくよ! 小説同人誌にまつわるそんな心意気を、もりもりこめたブログです。

セオリーと違っても、「自分の定石」を持つ。

 

こんばんは。

猫宮ゆりです。

 

今日はちょっと、一部で人気の?ユリお姉が、

言いたいことあんのよ!!」とのことで……

 

 

ユリお姉>

そーーーなのよ!!

ビシっと言わせてもらうわよ!!

 

 

小説同人誌を愛するユリお姉、時に辛口ですがその

小説同人誌への愛はガチンコです。

 

 

そーよ。

だからこそ言いたいんだけど、まずね、ほんと、

小説サークルさんって、控えめで気持ちの優しい人が

多いのよ。

 

それは、すっごく素敵なことよ。けど、

それゆえに、他人のセオリーに流されちゃう人もまた

多いの。

それって、超もったいなくない!?って話なのよおおおお!!

 

 

あー……。

何かで見かけた、「こうするべき」「こうすると良い」みたいな

情報を受け入れすぎちゃう、というようなこと?

 

 

そ。

何らかの文章読本とかの講釈だったり、

ネットで目にしたアドバイスだったり、

Twitterで誰かがリツイートしてきた知識だったり、

そーゆうのに、流されすぎちゃう人が多いのよ。

 

あのね、「目にした情報の有益なところを素直に取り入れる」

ってのは、イケてることよ。

むしろ、なんのかんのって理由をつけて、「でも」「だって」

「私の場合は……」なんてもだもだやってたんじゃ、それ以上

伸びないわよね。

だけど、なんでも鵜呑みにしすぎちゃうのは、それもあんまし

良くはないって話。

 

ポイントは、その「鵜呑みにするかどうか」なのよね。

 

 

なるほど。

自分のところへやってきた情報を、いったんフラットに

吟味して、それが自分に必要かどうかを見極めて、

取捨選択をはかった上でそれを採用しよう、ということですね。

 

 

そうそう。

その情報の、「いい部分、自分にとって有用な部分」を

採用すんのよ。

 

Aさんにとっては参考になる情報でも自分には不要とか、

Bさんにとっては無意味だけど自分にとっては素晴らしく

重要とか、

そーゆうのを、ちゃんと自分で判断してかかるの。

めっちゃリツイートされてるから真似しようとか、

憧れの○○さんがリンク貼ってたからすごいんだろうとか、

大事なのはそんなとこじゃないんだってば。

 

自分にとってどうか、で、決めんのよ。

だから場合によっちゃ、流れてきた情報の逆をやる、

ってことだってあるわけ。

自分にとってそっちが合ってればね。

 

 

それが、「自分の定石を持つ」というタイトルに

つながるんですね。

 

 

そう。

いわゆる小説のつくりかたのセオリーで、慣習になってる

ことっていっぱいあるじゃない。

 

でも、自分はこうだ!って感じたら、そっちを選べってこと。

特に同人誌はさー、自分の好きなふうにつくれなきゃ、面白くも

なんともないじゃないのよ。

どうしてもなんか周りと足並み揃えたくなる、って気持ちも

わかるけど、それで迎合したって誰も責任とってくんないんだから。

 

 

確かに。

このブログやサイトで言っていることも、もちろんそうです。

「こんな考えかたや方法があるよ!」という意味で、

お目通しいただければそれはとても嬉しいですが、

別に、「こうしなければいけない!」なんてことはないし、

ましてや、「このようにやれ!」など全く思ってはいません。

 

ただ、ひとつの考えかたの紹介や提起をしているだけで、

それが何かの役に立てば嬉しいですし、

合わなかったとしても、それなら他のやりかたを考えることに

着手できる。

そういった意味での、柔軟な有意義さを目指しています。

 

 

そうそう!

アタシたちを、そんなふうに使ってもらえたら最高よねっ。

そーやって、みんながどんどん素敵な作品を創るように

なったらそれが一番嬉しいんだから!

いいかたちでの自信をめいっぱい宿した同人作家はね、

鬼に金棒なんてレベルじゃないわよ!!

 

 

 ですね!!

これからも、そんな「その人らしい」表現のためのすべてを、

ユリお姉とともに応援していけたらと思っています。

 

 

猫宮ゆり

ゼロからはじめる小説同人誌

http://noveldoujin.wixsite.com/novel-doujin