ゼロからはじめる小説同人誌 の、猫の巻。

「虎の巻(「芸事などが上達する秘訣を記した書」)」には及ばないけど、でも、ほんとのことだけ記していくよ! 小説同人誌にまつわるそんな心意気を、もりもりこめたブログです。

印刷所さんレビュー・シメケンプリントさん(追記しました)

 

こんにちは。猫宮ゆりです。

今回は新しい印刷所さんレビューをおこないますね。

シメケンプリントさんです。

 

今回シメケンプリントさんにお世話になったのは頒布用の同人誌ではなく、ちょっとしたお試し使用でした。

(私事ですが、自分の二次サイトの方が10周年を迎えた折、記念企画で「あなたのためだけに1冊つくるよ企画」というのを募集しまして。

10周年にちなんで10名様に、リクエストいただいた内容で1冊ずつ本をつくってプレゼントするという趣旨。その印刷をシメケンプリントさんでお願いする予定で、それを踏まえての今回お試しでした。※企画募集終了済み)

 

シメケンプリントさんは、1冊から印刷していただける印刷所さんの中でも単価がお安いことと、少ない冊数ならネコポス330円で送っていただけるという素晴らしさがあります。

 

このブログでもご紹介している、ワンブックスさんちょ古っ都工房さんでも1冊からつくってもらえますが、送料がネック(ワンブさんは1000円、ちょ古っ都さんは650円かかります。これは頒布用で数十冊お願いするならよいとしても、1冊のためだと少しお高く感じてしまいますよね……STARBOOKSさんは送料込みですが、1冊だけつくるとかなり割高になってしまいます。

もちろん、ワンブさんスタブさんは装丁を遊べる、ちょ古っ都さんはとにかくお安いなどそれぞれの特長があるのですが)。

その点、シメケンプリントさんではネコポスに入る量なら、1冊から何冊でも330円で送ってくださるのです……!

 

本自体の価格も本当にお手頃で、2019年4月から少し値上がりしたとはいえ、すごくお安く刷ってもらえます。

(紙替えすれば高くもなります、選べるのって嬉しいですよね)

 

あと、個人的にとても嬉しいのが、シメケンプリントさんでは表2表3印刷が無料という点!!

(ちょ古っ都さんでも今は無料ですが)

奥付を表3に刷って、本文を1ページ多く使える……! という作戦もとれます。

 

印刷も全く問題なくきれいでした。

今回のお試しでは、表紙用紙を「マット表紙(ヴァンヌーボ150kgのこと)」、本文用紙を「標準紙(モンテルキアのこと)」でお願いしましたが、テカリも少なくとても良かったです。

 

また、シメケンプリントさんではHP上の便利な機能もよく知られていますよね。

小説の縦書きPDFデータをつくってくれるメーカーや、RGB→CMYKの変換ツールなどもあります。

 

メールの連絡もとても迅速で、納品時には領収書と一緒にポストカードが入っていたり、感じのよい印刷所さんです。

(記事初出:2019年5月6日)

 

【追記】

この後、無事企画の本をシメケンプリントさんで全て刷っていただきました。

合計11冊、全部中身が違う本を1冊ずつおつくりいただいて、大変だったと思いますがとても丁寧に仕上げてくださいました!

こちらは本文用紙に「シフォンクリーム(小説紙)」を使い、めくりやすく読みやすい本になりました。

私事ですが企画は皆さんに喜んでいただけて良かったです。

それもこれも、こうして1冊から気軽につくることのできる印刷所さんのおかげですね。

(2019年7月29日追記)

 

シメケンプリント

https://shimeken.com/

 

 

 

猫宮ゆり