ゼロからはじめる小説同人誌 の、猫の巻。

「虎の巻(「芸事などが上達する秘訣を記した書」)」には及ばないけど、でも、ほんとのことだけ記していくよ! 小説同人誌にまつわるそんな心意気を、もりもりこめたブログです。

小説原稿の執筆時環境・ツールの話。

 

こんにちは。

猫宮ゆりです。

 

 

今日のお昼の「徹子の部屋」で、

ゲストが佐藤愛子さんでしたね。

御年93歳、現役作家。

ご自身の審美眼と考え方・価値観が揺るぎなく

据わっておられるな、と感じ入りました。

 

番組の中で佐藤さんが、執筆時のことについても

少しお話でしたが、

書くのは原稿用紙にペンで、ずっと手書きを通しておられ、

そうでないと書けない、という意味のことを仰せでした。

 

ワープロで書けるかたは、頭の中に文章ができあがってるのね、

私は書かないと」

とおっしゃっていました。

 

また、仕事部屋の机のすぐ横にベッドがあり、

それだと休んでいるときに原稿で直したい箇所が思い浮かんでも

すぐ直せる、机とベッドが離れてると面倒になってそのままに

してしまうから、とのことで

それにも非常に、得心しました。

 

書くこと、文章をつくることのツールに関しては、人によって

さまざまな声がありますよね。

作家さんでも、ずっと手書き、あるいはずっとパソコンなど、

これは年代もあるのでしょうが、いろいろですよね。

 

手書きからパソコンに、何の問題もなく誰にも気づかれることなく

移行できた、という作家さんもいます。

 

 

いずれにしても、

執筆環境やツールは自分にとって使い勝手や使い心地のいいのが

一番ですね。

 

わたし自身は、小学生から20歳過ぎまでずっとノートや原稿用紙に

手書きで、

その後20代半ばで携帯サイトをはじめ、ガラケーで文章を打つように

なった当初、やはり全く勝手が違っていて苦しみました。

ガラケーの画面で横書きで小説を打つ、ということが

当時は非常に苦痛でしたね。

 

それから、ガラケーに馴染んだあと、パソコンで作品をつくるように

なりましたが、これがまた慣れなくて(;^ω^)

こう、思考ゾーンにあるものを引っ張ってくる際に、キーボードを

打つ手先と全く連携がとれなくて、慣れるまで大変でした。

 

 

現在は支障なくなりましたし、それに紙と違ってデータ原稿だと、

簡単に原稿の控えをとれるのは素晴らしいですよね。

原稿用紙時代は、コピーをとるのも枚数が多いとお金も時間も

かかったし、それゆえ自分の手元に過去作はほとんど残っていません。

 

 

いずれにしても。

自分に合った環境とツールを整えて、原稿に向かうことができると

いいですね(*´▽`*)

 

 

猫宮ゆり

ゼロからはじめる小説同人誌

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